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手刻みとは何か

当会が「手刻み」と表現しているのは、強度や意匠にも配慮しながら木造住宅の架構(骨組み)全体を設計し、それが接合される部分の形状を考えて木材に加工線を引き(“墨付け”と呼ばれる)、実際にそれをシンプルな道具のみで加工して(“手刻み”して)、棟上げ時に架構全体を組み上げるという、大工が行う一連の作業全体を指します。

これでわかるように、「手刻み」とはただ単純に木材を大工が手で刻むという狭い意味ではなく、経験・知識・思考・センス・加工技術のすべてが詰まった大工仕事の総体を指しています。

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